喫煙者は歯周病になりやすいって本当なの?
タバコを吸っていると、歯周病にかかりやすいらしいのですが本当なんでしょうか?それほど関連性はなさそうですけどね…
この記事ではその歯周病とタバコの関係についてお伝えしていきたいと思います。
たばこを吸っていると歯周病にかかりやすくなるのは本当なのか?
間違いなく本当のようです。
喫煙者の方はご存知のとおり、たばこにはニコチン・タールという物質が含まれていますよね。
この2つの成分は体には有害であるということは有名ですが、なんとこの成分が歯周病菌に対しても、行動が活発になる状況を作り上げてしまってしまうようなのです。
ニコチン・タールが口の中で及ぼす影響
・タールは歯に付着するとなかなか取れにくく嫌な臭いを発生
・口の中に残ったタールに歯垢(プラーク)がとてもくっつきやすい
・ニコチンが吸収されると毛細血管が収縮してしまうため、栄養分などが行き渡りにくくなてしまう
・ニコチンが免疫細胞のはたらきを弱くしてしまう作用があるため、悪い菌への抵抗力が落ちてしまう。
一例を挙げただけでも、状態を悪化させてしまうような要素がこんなにもあります。
たばこをを吸うことによって歯周病菌が快適で住みやすく活動しやすい状況が揃ってしまうワケなんですね~。
まだあります。タバコが口の中に与える悪影響
ある統計データでは、喫煙者(一日10本以上)と非喫煙者と比べたら、歯ぐきの年齢が20歳近くの開きがあるらしいですし、歯周病のかかりやすさも5倍以上あるともいわれています。
またたばこを吸っていて、歯周病にかかり歯ぐきの炎症がはじまっていても、赤く腫れにくく出血もしにくいんだそうです。
ん?なんかおかしいな?ッて思った時には、もうかなり重度な状態ってこともあるわけです><
体にとても有害で、歯周病にも関わりの深いタバコ…自分の体や周りの人間のことを考えるとやはり禁煙していくことにこしたことはありません。
喫煙者の方はこれを気に思い切って禁煙してみてはいかがでしょう?