歯周病のどのように進行していく？症状は？

どのようにして歯周病は進行していくのでしょうか？この記事ではこんなふうに歯周病は進行していくっていう過程を紹介していきたいと思います。

歯周病の進行していく過程

・健康な状態

左端のような歯ぐきが健康な状態は、歯ぐきはきれいな薄ピンク色をしています。健康な状態では歯と歯茎のすき間（歯周ポケット）が１から２ミリ程度だと言われています。 このポケットに歯垢（プラーク）が溜まってしまうと歯ぐきが炎症を起こし歯周ポケットが深くなっていってしまいます。

・軽度歯周病

歯ぐきだけが炎症している状態を歯肉炎と言われ、症状が悪化していくと、歯ぐきから歯周組織まで菌が到達します。歯周組織まで菌が進行してしまうことを歯周炎（歯槽膿漏）と呼ばれます。 ここまで歯周病菌が進行すると歯周ポケットの深さは３～５ミリ程度になっています…

・中度歯周病

放おっておくと炎症がさらに進んでしまい、歯周病菌たちは歯ぐきを支える歯槽骨も溶かし始めます。この時点で歯のグラつきを感じたり、違和感を感じるかハズです。もう歯周ポケットは４～７ミリまで深くなってしまっています…

・重度歯周病

歯槽骨がほとんど溶かされてしまい、もう歯ぐきがを歯を支えていくことが出来ないくらいに…。もう歯を抜くしか治療法は残っていないかもしれません…

以上のようにして、歯についた歯垢（プラーク）などが原因で歯周病菌たちは、ジワジワと静かに奥へ奥へと進行していきます。

自覚症状があまりないまま、このように進行していくなんて、思った以上に厄介で恐ろしいですよね。

手遅れにならないよう歯周病の症状をきちんと知っておく必要がありそうです。 次は、歯周病の症状について紹介していきます。

気になる歯周病の症状は？

一般的な歯周病の症状についてご紹介。前記事の【このような歯周病の症状があるならプロポデンタルを試してみよう】でもご紹介しましたが、もう一度改めて確認してみましょう～。

一般的な歯周病の症状一覧

■　朝起きた時に、口の中がネバネバ・ネトネトする

■　歯ぐきがブヨブヨと腫れぼったい感じがある

■　口が臭いと言われたことがある（口臭を自覚している）

■　歯ぐきの色が赤黒かったりむらさき色をしている

■　歯磨き時など、歯ぐきからよく血がでる

■　歯ぐきが時々むずがゆかったり、グラつきを感じる

■　歯の間に食べた物が良く挟まる。

■　歯の表面がザラザラしている

■　歯が昔より長くなった気がする

いかがだったでしょうか？？以上がよくある歯周病の症状になります。もし該当する症状を自覚しているならひょっとするかもしれません…

早いうちに歯医者に診察に行ってみることをオススメします。