喉からでる膿栓って知ってる?口臭の原因のなることも…?
膿栓って言葉聞いたことはあるでしょうか?口臭の原因は膿栓と言われたりしていますが実際のところどうなんでしょう??
この記事ではその膿栓についてお伝えしていきます。
膿栓ってなに
膿栓は喉の奥に出来る白いカタマリで別名「におい玉」などと呼ばれています。
喉の奥には扁桃腺があり、喉に入ってきた細菌などから喉を守ってくれています。 扁桃腺の表面には、陰窩(いんか)と腺窩(せんか)っていう小さな穴(くぼみ)があります。
この穴から喉を守る免疫物質をたえまなく分泌してくれているのです。 この免疫物質によりやっつけられた細菌の死がいに食べかすなどくっついていくことにより膿栓が作られて行くワケですね~。
この膿栓、自分の目で確認できるのかといいますと、人それぞれで喉の形(扁桃腺の形)はちがいます。見つけることが出来る人もいれば、全く喉の奥すら見れない人もいると思います。 私も、大きく口を開けてペンライト片手に鏡で覗こうとしましたが全くダメでした…
耳鼻咽喉科にいくと、内視鏡カメラなどで簡単に見ることができるそうです。
膿栓って病気なの?
膿栓は扁桃腺のくぼみに出来る細菌の死がいや食べかすのカタマリで体には無害とされています。決して病気ではありませんし、誰もが持っているものです。
冬などの乾燥で細菌が繁殖しやすい環境だと膿栓ができやすいし、口の中の細菌を減らすことによって抑えることができるそうです。
しかし、膿栓が1ヶ月に何度も出続けているとか、のどのずっとイガイガするときは、慢性扁桃炎の疑いがあります。 慢性扁桃炎が長引いてしまうと、肌荒れを起こしたり、腎臓病の症状があらわれたりするそうなので、喉のイガイガが続くようならば、ただの風邪だと思わず耳鼻咽喉科で診てもらいましょう~。
ほんとのところ膿栓が口臭の原因?
ほっとんどの口臭の原因は口の中に潜む細菌が発する、揮発性のガスです。その細菌が増殖する原因の代表格が、口の渇き(ドライマウス)・虫歯・歯周病・舌苔・歯垢などがあげられます。
膿栓はできるだけ取ったほうがよいのか?
無理に自分で綿棒などで膿栓を取ろうとして粘膜やリンパ腺を傷つけたりしてしまったらさらに深刻な病気になりかねません… 自分で取るのはやめておきましょう~。 どうしても取り除きたいって方は、耳鼻咽喉科に診てもらいましょう。
膿栓は体に無害ですので、病院でも理由もなく無理には膿栓を取り除こうとはしませんが、依頼すれば「膿栓吸引」や「腺窩洗浄」をしてくれるらしいです。
膿栓を作らないようにするには
膿栓を抑える方法は【うがい】です。 うがいすることのより細菌の増殖を防ぎ、細菌が減少することのより膿栓を抑えることができます。
殺菌効果のある緑茶やうがい薬などで一日数回うがいをすることがオススメですね~。