子供の口が臭い！？子供の口臭の原因と対策

歯磨きしているはずなのに子供の口が臭い！「なんで！？」って思っている方いませんか？

決して見逃がせない事態で、子供にとってはデリケートかつ重大なことです。ヘタすればイジメにもなりかねません… しっかり原因を突き止めて対策していきましょう～。

 

子供の口臭の原因

口で呼吸している

口呼吸が原因により口が臭くなっている子供さんは非常に多いと言われています。 口ばかりで呼吸してしまうと、どうしても唾液が少なくなり乾燥してしまいます。唾液には細菌を殺菌してくれたり、カルシウムなどが歯を強くしてくれ、虫歯予防してくれる効果があり、唾液が少なくなってしまうと、細菌たちが元気に暴れまくり、揮発性のくさ～いガスを発生させまくります。 コレが口臭になってしまうワケですね～。

口の中が不衛生や虫歯

歯磨きなどがきちんと出来ておらず、歯垢や歯石が溜まってしまうと、そこにいる細菌たちが臭いを発してしまうし、ヒドい時は歯垢が溜まって歯肉炎を起こしている場合も…歯磨きの時血が出るようなら要注意です。 また、虫歯になっている時も、虫歯菌が菌独特の臭いが発生してしまいます。

鼻やのどから臭う場合も

鼻炎や蓄膿症（鼻の奥に膿がたまってしまう症状）などにより、鼻の奥に膿が溜まるとその膿が臭いを発して口臭につながる場合があります。また扁桃炎などで喉奥の膿栓（別名：臭い玉）などが原因で臭ってしまう場合もあるそうです。

対策して口臭をなくそう。

まず、鼻炎やなどのアレルギーを確認。あるようなら、耳鼻科を受診して薬などを処方してもらい治していきましょう～。口臭の原因が膿からきているのならば、それだけで改善されます。

次に、虫歯や歯垢などから臭っている場合は歯医者さんに行って治療して、そのあときちんと歯磨きしていけば、改善します。子供は歯医者は嫌がるし、歯磨きはどうしても適当になりがちです。きちんとルールや時間を決めてしっかり歯磨きしましょう。

最後に口呼吸です。まず、いつも鼻が詰まってしまって口呼吸になってしまっている場合は、早めに耳鼻科で診てもらって鼻詰まりを改善するべきです。口呼吸がクセにならないうちに… クセになっている子供さんはいつの間にか口が開いてしまいます。

自分のお子さんはいつも口開いていないですか？もしいつも空いていれば口呼吸の可能性が高く、口臭の疑いがあります。 早めに鼻呼吸に矯正しましょう～。

鼻呼吸に矯正するには？

・口を閉じてよく噛んでたべる
よく噛むことで唾液がよくでますし、マナーとしても口をとじて食べることは大切です。しっかりお行儀として教えてあげましょう～。

・おしゃぶりをくわえる ちょっと抵抗があるかもしれないけど、効果大らしいです。ずっと加えてたら鼻で呼吸するしかないですもんね。

・歯にやさしいガムを噛む キシリトールが含まれているガムなどを噛むことによって、口を閉じることができるし、さらに歯にもいいですし唾液の分泌量も増えます。

子供を傷つけないよう協力して治していきましょう

デリケートな事ですし子供は傷つきやすいです。もちろん口が臭いまま放おっておくのは子供にとってはよくありません。

いきなり「口臭い！」ってダイレクトに伝えるのではなく、子供の気持ちを考えて上手に伝えて、協力していっしょに改善していきましょう～。